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期間限定「DFF」、「DdFF」、「FF8」妄想だだ漏れブログ。 の筈が「進撃の巨人」にも手を出した腐のブログ。 初めての方はカテゴリーの『first』をご覧下さい。
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帰宅して風呂って来ました、蘇芳です。

本日はFALL OF WALL 4』開催当日でした。
参加されました皆様、お疲れ様です。
当方の突然突撃のスペース訪問に快くお付き合い下さいましたフォロワーの皆様、構って下さって本当にありがとうございます!
当サークルにお越し下さった皆様、本をお手に取って下さり本当にありがとうございます。
初の進撃スペース参加でしたが、とても楽しいひとときを過ごす事が出来ました。
また、買い物途中にて当方の行動につきましてご指摘下さった方、本当にありがとうございます。
気遣いの足らぬ面がありました事を心よりお詫び申し上げます。
本当に申し訳ございません。
今回の反省を忘れぬように次回はこのような事の無い様、気を引き締めたいと思います。


本日は開始直後から壁外調査よろしく買い物に出かけ、お目当てのサークル様のご本を買いまくるという暴挙をやらかしておりました。
売り子(妹)マジ助かりました。ありがとう。
そしてコスプレの皆様の美麗なるお姿に「ほぇ~」と感動のため息をひたすらに垂れ流しておりました。
うん、もうどっちを向いても麗しき兵長と団長だらけ。
どこまでも目の正月、目の保養。
そして「あなたが神か!」と言わんばかりの皆様のご本を手にする事が出来、幸せでほくほくです。
やっぱりイベント参加すると「また次も本作って参加したいな」というポテンシャルが上りますね。
次回イベントでも、「こんな話が書きたいな」、「書いていて楽しいな」という気持ちを忘れずに作った本を持って皆様の前に立てたらと思います。
(※最近ちょっとポテンシャルが落ち気味だったので、原点に帰る良い機会になりました。)
何だかイベント感想なんだか反省会なんだかな感じになっちゃいましたが、そろそろこの辺で。
本日は本当にありがとうございました。

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大変時間が空きまして申し訳ございません。蘇芳です。
思えば6月のFFオンリー、夏コミと思いっきりこっちに手が回っておりませんでした。
本当にすみません。

ここ最近の当方につきまして、いろいろ状況が変わりましたのでこちらでお知らせを。

1:サークル活動ジャンルに「進撃の巨人」が加わりました。
  メインカプは『エルリ』です。
  10/20のオンリーから、進撃スペでイベント参加しております。
  ※今後「進撃」の方が比率が上がるかもですが、「FF」からの完全撤退ではないです。
  今後は「FF」、「進撃」どちらかのスペースでどちらの本も頒布する形になります。
  サークル名はいつも通り【androgyny】です。

2:ブログでのSS公開を、今後はpixivに移行します。
  10/17現在はまだ移行しておりませんが、今後当ブログ掲載のSSを移動します。
  なお、イベント前は案の定更新が遅くなります。
  ご了承頂けますと幸いです。

3:イベント参加、SS更新等、最新情報公開を主にツイッターで行います。
  よろず垢でのスタートですが、今後の状況によって同人垢立ち上げも検討中です。
  よろしければフォロー頂けますと大変喜びます。
  ※ツイプロがありますので、念のためご覧いただけますと幸いです。
  アカウント:@tachibanasuoh


という訳で、やっとこっちに顔を出しました。
上にも書きましたが、10/20(日)開催の『FALL OF WALL 4』に参加させて頂きます。
スペースは『R-07』。東3ホールです。
新刊も出ます。勿論エルリ。

タイトル:『天国より野蛮』
予価300円
兵長の過去捏造本。(「悔いなき選択」ネタは含みません。)
調査兵団入団から初陣辺りで、団長の『駒』として自分がどう動けばいいのか試行錯誤するリヴァイと、その様子に少しずつ彼を特別視してしまう自分に気付くエルヴィンの話。

当日はFF既刊本も少部数持ち込みますので、よろしければお声掛け頂けますと幸いです。
宜しくお願い致します。
では、取り急ぎですが失礼致します。




って、オンリー終わって気が付いたら水曜ってなにその浦島太郎な私。
蘇芳です、こんばんは。

先日のFFオンリー、参加されました皆様、お疲れ様でした。
当サークルに来て下さった皆様、本当にありがとうございます。
新刊、既刊本関係なくお手に取って頂き本当に嬉しいです。

当日は自スペでほえほえとしつつ、久しぶりにFFコスの皆様をがっつり見て「眼福眼福」とかのたまっておりました。
(個人的にお買いもの中に見た、カトル准将コスの方で一気にテンション上がったよ。とにかく格好良かったです。それしか言えん!
それと可愛い朱雀トンベリさんコスの方。ローブから覗くふわふわ尻尾が大層愛らしかったです。
後、当サークルスペの斜め後ろにおりましたミンウさんコスの方。とにかく神秘的で美しかったです。)
ツイッター上でお世話になっております某様ともお会い出来ましたし、楽しい一日を過ごす事が出来ました。


さてさて、次回のイベント参加ですが、昨年と違い、今回は5月のスパコミをおやすみしようと思います。
その分6月のFFオンリーに注力したいなぁと。

またその頃に皆様に参加告知等出来ましたらと思います。
では。


ラグ誕から随分あきました、蘇芳です。
さてさて、やっとの事脱稿しましたのでご連絡ようやく出来ます!

2/3:FFオンリー 『F~novum~VII』に参加します。
スペースNo.V39
スペース名はいつも通り「androgyny」です。

新刊『chocolat』
DdFF、FF8、現パロの、それぞれ3つの世界を舞台にしたラグスコ短編集です。(¥200)
※現パロは高校生スコールと教師ラグナのバレンタイン話になってます。

また、昨年冬コミ新刊を始め、これまでの既刊本すべて持っていきます。

よろしければお立ち寄り頂けますと嬉しいです。

 大統領閣下の年末年始はとにかく多忙だ。
 「世間の誰であろうと、それは同じだ」と、もしかしたら彼の古い友人は容赦なく言い放ったかもしれない。
 しかし、今年は本当に違って、例年以上に多忙を極めたのだ。
 かの戦いから幾分経ち、エスタは本格的に外交に舵を切り始めた。まずはSeeD派遣で随分お世話になっているバラム。それをきっかけにそのままドール公国、及び周辺との外交になだれ込む。
 新年明けてから本格的に始動する外交計画を滞りなく開始するため、準備は日々慌ただしさを増し、気付けば官邸内で年が明けてしまった。翌朝、大統領はなんとか身形を整えて、国民に向けて新年の挨拶を行う始末。
 その様子を護衛任務として見続けてきたスコールは小さくため息を吐いた。
 呆れではなく、心配として。
 スコールはこれまで幾度となく多忙な大統領、ラグナ・レゥアールを見てきた。護衛だけではない、プライベートとしてエスタを訪れた際にも、彼の仕事が本当は途轍もなく大変だとスコールは知っていた。
 しかし、今回だけはこれまで自分が見て知っているどれよりも酷かった。彼が休憩として仮眠を取ったり、食事をしたりする際に何となくではあったが気にかけていたつもりだった。疲労の溜まった彼を少しでも癒せないかと気を揉んでいた。
 そして、新年の挨拶も落ち着き始めた3日。
 ついにラグナが倒れたのだった。
 
「大丈夫か?」
 かすかに動いた瞼を見、ラグナの額に冷たく冷やしたタオルを乗せながらスコールが顔を覗き込む。
「あ……、れ?」
 少しは熱が引いたものの、潤んだ瞳が未だ体のだるさを訴えている様だ。
「すこーる?」
 かなり喉が渇いているのだろう、かすれた声が酷く聞き取りにくい。
「いいから飲め」
 氷を浮かべた水をグラスに溢れる程に注ぎ、押し付ける様にラグナに渡す。
 彼はされるがままにそれを受け取り、本能のままに飲み干した。肺の中の空気をすべて出し切るようなため息の後、
「今日、何日?」
「まだ3日だ。良かったな、キロスからしばらく公務は休みだと連絡があったぞ」
 再びグラスに水を注ぎ、またしてもラグナに押し付けた後、足元の紙袋からリンゴを取り出す。手際よくナイフで切り分け、
「食えるか?今日は これ食ったら薬飲んで寝ろ」
 八つ切りにされた一つを手に取り、軽く口に含めば瑞々しい甘さが広がった。
 医者の診察は『風邪』。
 どうやら最近子供と老人を中心に流行りだした種類ではないが、それでも症状は酷い方らしい。
 ラグナがぼんやりと半覚醒状態で診察を受けているのを見つめながら、スコールは彼らしくなく動揺していた。
 それをキロスやウォードも感じ取ったのだろう。護衛任務を『ラグナの看病』に切り替え、「ラグナを助けてやって欲しい」とスコールに告げてきた。それに対する答えは勿論「是」。
 そこから慌てて果物や栄養のあるものを片っ端から集め、ラグナを官邸の仮眠室から自宅に移し、気が付けば半日以上が立っていた。
「はー・・・・・・。ついてねぇな」
 切り分けられたリンゴをぺろりと1個分食べきり、ラグナが再びベッドに横たわる。
「久々にスコールが来てくれたから、ちょっとは時間とって一緒に居たいなぁとか、考えてたのに」
 医者から処方された薬を取り出し、
「とにかく飲んで早く治せ」
 仕方なく手に取り一気に飲み込む。
「そうするわ」
 再び体を起こして水で呷り、窓の方に目を向ける。
 厚手のペアガラスの先、どうやら外は雪らしい。道理で室内は暗いのに、どこか仄かに明るいと思った。そう感じながら、
「スコール、着替えある?」
「ああ」
 ここに来る前に買い込んだ袋からパジャマを取り出して手渡すと、
「今何時? ってか雪降ってんのか?」
「今・・・・・・。日付変わってたな。4日になってた」
 時計は0時を過ぎていた。ラグナが倒れ、眠り込んでいる間に一日が過ぎていた事になる。
 ふ、と何かを思い出したようにすっと立ち上がると、
「ちょっと待て、お湯を汲んでくる。そのままじゃ気持ち悪いだろう」
 いつになく甲斐甲斐しいスコールに、いつものラグナなら、からかいなり、惚気なりを言ったりしたのだろう。
 しかし、今日のラグナは何を返すでもなくぼんやりとキッチンに消えたスコールを待っている。
 本当ならば新年の公務を終え、官邸の職員達とわいわい楽しく新年会を催し、その後はスコールと一緒に、短くともゆっくりと2人っきりの休暇を楽しむつもりだった。
 それなのに自分のせいで全部パァだ。
 思わず自己嫌悪に浸りそうになる。
と、
「先に体拭いとけ」
 寝室に戻って来たスコールが、熱いお湯で濡らしたタオルを手渡してきた。
 着ていたパジャマを脱ぎ、急いで体を拭う。
 少し熱めのそれが実に心地よかった。
「ああ、そう言えば積もってたぞ、雪」
「へ?」
 さっき聞いてきただろう、とスコールの目が訴えている。そう言えば、
「そっか。何か外が明るいなって思ったからさ」
「昨夜から随分冷えてたからな。こんなに積もるとは思わなかったが」
 スコールも窓に目を遣る。
 余程心に余裕が無かったのだろう。カーテンを閉める事すら忘れていた窓の先は、まさに白の世界だ。
 蒼と緑と薄い紫。
 透明感のある建物に、それを塗りつぶす程の白が覆い尽くす世界は、スコールにとっても美しい景色であった。
「あ~、ますます悔しい!」
 大げさに毛布を被ると、
「とにかく寝ろ。それだけ暴れられるんなら明日は飯食べられるな」
と、冷やしたタオルを額に乗せる。その心地よい感触で、ラグナは未だ自分の体が熱を持っている事を自覚する。
「ありがとな、スコール」
「……。なら早くちゃんと治せ。その後誕生日一緒に祝ってやるから」
 思いがけぬ言葉に一瞬間が開くも、スコールの言葉に心がふわりとあたたかくなる。
 どこか申し訳なく、それでいて嬉しい気持ちに満たされたラグナは、それを噛み締める様に笑み、
「ありがとう。楽しみにしてるな」
 そっと目を閉じる。
 しばらくすると落ち着いた寝息が聞こえ始めた。
 どうやらラグナの病状はそんなに心配しなくてもよさそうだ。
 そう思いつつ、今は念のためゆっくり休んでもらおうと考え直し、窓辺に歩み寄る。
 雪が再びエスタの街を覆い隠そうと舞い降りてゆく。
 一瞬見とれそうになるも、それを振り切りカーテンを閉め、スコールは寝室を後にした。
 ラグナが元気になったら、何をして過ごそうか。
 そう、思いながら。

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